インビザライン(マウスピース型矯正装置)のよくあるご質問
インビザライン矯正と他のマウスピース矯正にはどのような違いがあるのでしょうか?
インビザラインの症例数は数百万件にものぼり、世界的に認められている治療効果の高いマウスピース矯正治療法です。矯正治療を始める前に歯の動きを3Dシミュレーターで確認することが出来るのもインビザラインだけの優れた特徴です。また、最初の歯型取りで全てのマウスピースを作製するため何度も歯型取りを行う必要がありません。
マウスピース矯正は歯が動かないと聞いたのですが本当ですか?
マウスピース矯正は装置を外している時間が多くなってしまうと上手く歯が動きません。ワイヤーを使った矯正装置の場合、自分では取り外すことが出来ず24時間装着したままになるため効果を確実に実感することが出来るのです。また、まだ新しい治療法であるインビザライン矯正は、初期段階ではデータ不足や技術不足という理由から思っていたような効果を得ることが出来なかったのも事実です。しかしその後、インビザライン矯正は進化し、現在では難症例の治療を行うことも出来るようになっています。当院では多くの症例でインビザラインによる矯正治療を行うことが出来ます。
ワイヤー矯正よりも治療期間が長くなるのですか?
インビザラインはワイヤー矯正に比べ歯を動かす力そのものは弱くなりますが、より多くの部位を動かすことが可能なため治療期間はさほど変わりません。
また現在では弱い力で歯を動かす方が身体の抵抗が少ないため、スムーズに治療が進んでいくという考え方も主流になっており、インビザラインの方が早く治療が終わることも少なくありません。
インビザラインでの矯正治療が出来ないケースはありますか?
重度の歯周病や顎関節症の方の場合、インビザラインでの矯正治療を行う前にそれらを治療する必要があります。当院ではほとんどの症例でインビザラインによる矯正治療を行うことが出来ますが、どうしても難しいと判断された場合はワイヤーを併用して治療を行う場合もあります。また、1日20時間以上インビザラインを装着することが難しいという方もインビザラインによる治療は出来ません。顎の骨に生じた問題が主原因となっている場合などには専門医院や大学院をご紹介させていただきます。
治療期間はどのくらいかかりますか?
患者様一人ひとりの歯並びの状態によっても異なりますが、通常の場合は半年~2年ほどです。
矯正治療中、食事や会話に違和感が生じることはありますか?
マウスピースは食事の際には取り外していただくため、普段通りに食事を楽しむことが可能です。少しずつ噛み合わせが変化していくため、場合によっては硬いものが多少噛みにくくなることもありますが、柔らかいものが多い現代の食事ではあまり影響はありません。会話の際の違和感については喋る時に最初少し発音のしにくさを感じる方もいらっしゃるようですが、数日で慣れる方がほとんどですのでご安心ください。