『前歯の歯並びが悪くなってきた、左上の歯が咬むと痛い』
患者様は60代女性、前歯の歯並びが悪くなってきて前歯で物を噛めなくなったことと、左上の歯が咬むと痛いことを主訴で来院されました。お話を聞いていくと、昔よりに比べ前歯が前に出てきてしまい、前歯で物が咬みにくくなり、見た目が悪くなってきたことを気にされていました。診査を進めていくと、左上の奥歯は歯が割れており、抜歯が必要なことがわかりました。患者様と治療方法を相談した結果、左上の歯に関してはインプラント治療を行い、前歯の歯並びにを改善するためにインビザラインGOシステムを用いて矯正治療を行うことになりました。インプラント治療が終了後、前歯の矯正を開始しました。マウスピースの着脱に最初は時間がかかったそうですが、矯正による痛みはほとんどなく、マウスピースをつけてもほとんど目立たないので、日常生活で使うことに抵抗は少なかったそうです。またコロナ禍でマスクを使用していたので、「誰にも気づかれずに矯正が終わった」と喜んでいただきました。
今のコロナ禍に矯正治療を始める患者様が増えてきています。前歯の歯並びや咬み合せに不満がある方は、一度相談してください。マスクを外す生活が戻って来たときをキレイな歯並びで迎えられると嬉しいですね。
治療前 | 治療後 |
---|---|
治療前1 治療前2 治療前3 |
治療後1 治療後2 治療後3 |
治療内容
インプラント治療
インビザラインGO矯正治療
概算治療費
インプラント治療 約50万円
インビザラインGO矯正治療 約50万円
合計:約100万円
治療期間
約9ヵ月
インプラント治療と矯正治療のデメリット
《インプラント治療のデメリット》
・治療期間が長くなる
・外科的な処置が必要になる
・インプラント周囲炎になる可能性がある
・骨増生が必要になることがある
・自費診療(保険適用外)
《矯正治療のデメリット》
・治療期間が長くなる
・矯正治療中に違和感がある
・1日20時間以上マウスピースを使う必要がある
・リテーナーを正しく使わないと後戻りの可能性がある
・自費診療(保険適用外)