『かみ合わせが悪いので治したい』
患者様は30代女性、歯並びが悪くかみ合わせを改善したいという主訴で来院されました。口の中を診査していくと、右側の小臼歯部のかみ合わせが反対になっていることが原因で不具合が起こっていました。患者様と治療方法を相談した結果、今回は矯正治療でかみ合わせを改善していくことになりました。ただ患者様は育児中でなかなか自分の時間が持てないため、なるべく清掃の行いやすい矯正を望んでいました。そこで、お手入れのしやすさが特徴の一つであるマウスピースを用いた矯正(インビザライン矯正治療)を行うことになりました。口腔内スキャナー(iTero)を用いて口の中をスキャンし、デジタル技術を用いて行いて治療計画を立てました。画像上で治療のゴールを再現できるため、患者様と一緒に治療ゴールを確認し、納得していただいた上で矯正治療を開始しました。
コロナウイルスの影響で通院できない時期がありましたが、日々のお手入れをしっかりとやっていただけたので、大きな問題なく順調に治療を進めることができました。約10ヶ月の矯正治療後、リテーナーを装着し治療を終えました。矯正期間中も大きな問題はなく、育児で忙しい生活の中でもキレイにお手入れすることができたと喜んでいました。インビザラインを用いた矯正治療は、目立たないことはもちろんですが、お手入れのしやすさ、痛みの少なさも特徴の一つです。忙しいけれども、かみ合わせや歯並びを治したいと思っている方はいつでも相談してください。
治療前 | 治療後 |
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治療前1 治療前2 治療前3 |
治療後1 治療後2 治療後3 |
治療内容
インビザライン矯正治療
概算治療費
約45万円
治療期間
約10ヵ月
矯正治療とセラミックス治療のデメリット
・治療期間が長くなる
・矯正治療中に違和感がある
・1日20時間以上マウスピースを使う必要がある
・自費診療(保険適用外)